シナモンやクローブなど複数のスパイスの香りを持つことが名前の由来となったオールスパイスは使い勝手が良く、常備しておくと何かと便利なスパイスです。今回は特徴や使い方について説明します。
オールスパイスとはどんな植物?
西インド諸島原産のフトモモ科の植物で、未熟な果実を収穫し乾燥させたものを利用します。
別名は百味胡椒(ひゃくみこしょう)、ピメント、ジャマイカペッパー。
歴史は古く、紀元前2世紀頃の古代マヤでは王様の遺体にオールスパイスを防腐剤として使ったり、調味料として使われていたそうです。
ナツメグ・シナモン・クローブを合わせたような甘く爽やかな香りを持っていて、お菓子から料理まで世界中で利用されています。
オールスパイスが使われている代表的な料理
北欧のニシンの酢漬けに欠かせません。それ以外にはキャロットケーキやパン・デ・ビスのようなお菓子系に入っていることが多いです。
幅広いものと相性が良いため、スープ、ザワークラウト、ピクルス、酒、ハムやソーセージなど本当に多くのものに使われています。
オールスパイスの基本的な使い方は?
ホールは肉料理やマリネなどに使うことが多いです。
フライドチキンの下味をつける時にオールスパイスを使うと、専門店のような風味をつけることができますが、入れすぎるとエキゾチックな味になってしまいます。
ドレッシングに入れてもおいしいです。
香りは変わってしまうのですが、ブログ主は甘さを生かしてシナモンやクローブ、ナツメグの代用としても使うことがあります。
オールスパイスと相性の良い食材
肉とお菓子に使うことが多いスパイスですが、フルーツにそのままかけてもおいしいです。
シナモン、クローブ、ナツメグと相性がいいとされる料理なら大抵のものと相性がいいです。
おすすめのスパイス配合
シナモン+オールスパイス、クローブ+オールスパイス、ナツメグ+オールスパイスのように似た香りのものを組み合わせるとスパイス感を強めることができます。
まとめ
オールスパイスは肉料理やカレー、お菓子作りなど幅広く活躍するスパイスです。あると重宝するので、スパイス料理が好きなら常備しておくのをおすすめします。
以下のサイトでオールスパイスホールをチェック
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以下のサイトでオールスパイスパウダーをチェック
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