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チリペッパー(唐辛子)とはどんなスパイス?

チリペッパー(唐辛子)は世界中の料理に辛味づけとして使われているスパイスです。今回はこのチリペッパーとはどのようなスパイスなのか解説します。

 

 

唐辛子とはどんな植物?

ナス科の植物で、トマト、じゃがいも、ナスと同じ仲間です。別名はカイエンヌペッパー、チリ、唐辛子など国ごとに呼び名が違います。

南米から世界中に広がり、以後防腐効果と辛いが美味しいということで世界中の料理に使われるようになりました。

日本にやってきたのはポルトガルなどを経由して、16世紀頃だとされています。それ以後、鷹の爪、一味唐辛子、七味唐辛子でおなじみになりました。

適応力の高い植物で様々な環境で生育できる強靭な植物で、色・形・大きさ・風味・辛さなど品種によって異なり、バリエーションが膨大です。

辛味の主成分はカプサイシンで、含有量は産地や品種によって異なります。スーパーのスパイスコーナーで売っているものはカイエンヌペッパーでもチリペッパーでも辛さに大きな違いはないそうです。

唐辛子が使われている代表的な料理

タバスコのような唐辛子を使ったペーストは世界各国にありますし、韓国のキムチ、四川料理、カレーなど数えればきりがないくらい唐辛子が使われている料理は多いです。

ただし、フランス料理ではほとんど唐辛子が使われません。

唐辛子の基本的な使い方は?

料理には生の状態のものを使うよりは乾燥させたものを使うことが多いです。切れ目を入れるとより辛さが際立ちます。

辛い部分は中の種と綿の部分なので、辛さを抑えたい場合は中の種を取ります。

唐辛子と相性の良い食材

辛さを加えるスパイスなので、相性の良い食材はないです。

おすすめのスパイス配合

特にはありません。シンプルに辛味を足すことができるスパイスです。

まとめ

チリペッパーは世界中で利用されているスパイスで、日本でも鷹の爪として漬物に入れたり、七味唐辛子や一味唐辛子で利用されています。

辛さは食べていくと舌が麻痺することで、辛みになれ、どんどん辛いものを食べられるようになるそうです。しかし、使いすぎると、胃腸が荒れることがあるので、程々の量を食べてください。

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