シナモンはお菓子作りに使われることが多いですが、冬になると冷え性改善に効果があるとテレビ番組でもよく取り上げられるスパイスでもあります。
どのような植物で、どんな料理と相性がいいのか紹介します。
シナモンとはどんな植物?
クスノキ科の熱帯性の常緑樹です。甘さの中に辛みのようなスパイシーさを併せ持つ香りが特徴で、薬膳でも甘さと辛さの両方を併せ持つ熱性のスパイスとなっています。
原産地はベトナムや中国、インドなど熱帯の幅広い地域が候補に上がっています。日本には8世紀にきて、正倉院に保存されていました。
シナモンにはカシアという種類もあり、こちらはベトナムが主な生産地となっていて、甘い濃厚な香りが特徴。
シナモンが古代エジプトに渡ると、それまでミイラ作りに使われていたアニスやクミンといった防腐剤の代わりに使われるようになりました。
シナモンが使われている代表的な料理
代表的な料理はアップルパイやシナモンロールになります。それ以外ではクッキーなどやはり甘い香りを生かして、お菓子やスイーツに使われることが多いです。
シナモンの基本的な使い方は?
個性の強い香りなので使う場合は少量から。お菓子作りには粉が使われることが多いです。
料理はスティックとパウダーの療法が使われるのでレシピに従います。カレー作りではスタータースパイスとしてホールスパイスを使うことが多いです。
シナモンと相性の良い食材
肉や醤油を使った料理、フルーツ、きなこ、あんことの相性がいいです。
スパイスの中では珍しく和食と合わせやすいので、肉じゃがやおでんなど多く作りがちな料理の2日目以降の味変としてもおすすめです。
おすすめのスパイス配合
シナモンはクミンやスターアニスとの相性がいいです。
シナモン、スターアニス、陳皮、フェンネル、花山椒など5つのスパイスを混ぜ合わせると五香粉ができます。
お菓子作りであれば、シナモンとナツメグの相性がいいです。
まとめ
シナモンは体を暖める効果のあるスパイスですが、長期間に渡る大量摂取は肝臓へのダメージとなってしまいます。
毎日摂取するなら少量ずつにしましょう。
醤油との相性がいいので、比較的和食にも合わせやすいスパイスです。2日目の肉じゃがに味変などにさっと一振りしてみてください。
甘い香りが加わってエキゾチックな味わいの煮物になります。
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