日本を初め、世界中で利用されているガーリック(にんにく)とはどのような植物なのかを中心に解説します。
ガーリックとはどんな植物?
原産地は中央アジアの温暖な気候を好む植物で、ネギや玉ねぎと同じ仲間です。
歴史は古く古代エジプトにある巨大ピラミッドの労働者たちの食事にも大量に使われ、炎天下の重労働のスタミナ源にもなりました。
日本での歴史も古く、古事記や源氏物語にも風邪に聞く薬草として登場しています。
生のにんにくに含まれるアリインは無臭・無刺激の成分ですが、すりおろしたり刻んだり傷をつけると、アリシンに変化します。
このアリシンこそがにんにくの独特な香りの正体です。
ガーリックが使われている代表的な料理
世界中で使われているため名前をあげれば切りがありませんが、イタリアのアヒージョやペペロンチーノ、ジョージアのシュクメルリなどがにんにくを多く使います。
ガーリックの基本的な使い方は?
パウダーも売られていますが、レシピは生のものを使うことが格段に多いです。
刻む、すりおろす、スライスして薬味のようにトッピングしたり、肉や魚の下味に使われたり、料理にと使い勝手は広いです。
加熱する場合は最初に油と一緒に弱火で温め、香りを引き出すことが多いです。西洋ではスライスしたにんにくをオリーブオイルで炒め、途中で取り出すことも少なくありません。
ガーリックと相性の良い食材
肉や魚の臭み消しとしての働きが強いです。そのため、古くから、グリル、煮込み、スープ、麺類、ソースなど幅広い料理と食材に組み合わされてきました。
豚肉と一緒に食べると疲労回復効果がアップするので、豚汁などにチューブのにんにくでもいいので入れるのもおすすめです。
カレーの名店の中にはカレーの仕上げにガーリックパウダーを入れるお店があるそうです。
おすすめのスパイス配合
インド料理ではガーリックと生姜をセットで使うことが多いです。ガーリック1・生姜1に水を少量加えたものをG&Gと呼んだりします。
まとめ
ガーリックは世界中で幅広く使われています。日本でも二郎系ラーメンなどでにんにくがガッツリと使われているので、好きな人も多いようです。
古くからスタミナ源や風邪薬として重宝され、現在も食欲増進などの効果があると言われています。
摂りすぎると、胃腸への刺激になって痛めてしまうこともあるようですが、元気がないときには積極的に摂取したいスパイスです。
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