肉や魚の臭み消しなどに多く使われるため、和食にも馴染み深いスパイスである生姜について解説します。
生姜(ジンジャー)とはどんな植物?
原産は熱帯アジアで、高温多湿の気候を好みます。爽やかな香りと辛味が特徴で、シェフたちの間では台所の神の申し子と呼ばれているほど、あらゆる食材と相性のいい万能スパイスです。
日本では生の生姜を「しょうきょう」干したものを「かんきょう」と呼んでいましたが、徳川時代からどちらも生姜と呼ぶようになりました。
乾燥したパウダーもあり、こちらは欧米で広く利用されています。
10世紀頃のヨーロッパでは貴重なスパイスとして特権階級のみ、香りを楽しむことができました。14世紀には胡椒の次に高価なスパイスとなり、ドリンクやお菓子の香り付けに広く利用されるようになり、現在も同じ用に使われています。
生姜の分類
『新生姜』収穫したばかりのもので、柔らかくてから見も穏やか。甘酢漬けやそのままお味噌をつけていただいたりしいます。
『ひねしょうが』新生姜の種になったりするもので、収穫後に貯蔵したもの。スーパーで一般的に出回っているもので、辛さが強く繊維質。魚の生臭さを取り除くのに最適です。
『葉生姜』葉っぱがついた状態のもの。はじかみとは若い細い芽生姜のことで、甘酢や焼き魚の付け合せに利用されます。
生姜(ジンジャー)が使われている代表的な料理
豚の生姜焼き、ジンジャークッキー。
ジンジャークッキーは欧米のクリスマス前後のホリデーシーズンの定番お菓子です。
生姜はアジアで多く使われています。そのため、中華や和食ならレシピに生姜と書かれていなくても入れてみたら、結構、合うものが多いです。
生姜(ジンジャー)の基本的な使い方は?
生姜はいかの使い方が多いです。
・スライスしたものを煮込みにいれて、魚や肉の臭み消しに使う。
・パウダーをお菓子などに入れる。
・すりおろしたものやみじん切りにしたものをカレーなどの料理に使う。
生姜(ジンジャー)と相性の良い食材
爽やかな香りと辛さは様々な食材と相性がよく、特別相性がいい素材はありません。
おすすめのスパイス配合
インドのカレーにはしょうがとにんにくを同量ずつセットで使うことが多いです。
まとめ
生姜はアジア圏の料理に多く使われているため、色々なアジアの料理を作ってみたいなら購入しておいて損はないです。
和食なら、基本的にどんなものにも合うので、チューブでも常備しておくととても便利です。
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