うなぎのおともという印象が強い山椒ですが、様々な食材と相性の良いスパイスでもあります。
山椒とはどんな植物?
ミカン科サンショウ属の落葉樹で、葉っぱ、果皮、果実がスパイスとして利用されます。
山椒はしびれるような辛さと爽やかな香りが特徴で、辛みと風味付けに使われます。
粉になったものは完熟した外側を乾燥させたものです。山椒の葉は木の芽として利用され、青山椒は完熟前の若い実のことです。
魏志倭人伝にも日本に山椒が自生していることが書かれていて、日本が原産の数少ないスパイスです。
山椒が使われている代表的な料理
うなぎの蒲焼の定番薬味です。それ以外には炊き込みご飯や佃煮など。
山椒の基本的な使い方は?
青山椒は2時間ほど水につけて、数回茹でこぼしてから使います。こちらは炊き込みご飯や煮物の風味付けに最適です。
基本的に粉を料理にトッピングすることが多いです。
粉のほうが楽に使えますが、ホールのものを購入して挽いたほうが香りがよく、おいしいです。面倒くさくなければ、ミルも購入して食べる直前に自分で挽くことをおすすめします。
スーパーのミル付きスパイスのミルはうまく挽くことができないものも多いので、性能がいいものを自分で買ったほうが良いです。
山椒と相性の良い食材
肉や魚、乳製品との相性がよく、調味料なら醤油とも合います。和食に最適なスパイスです。
花山椒の代用品としても使えますが、花山椒よりも辛みは弱いので、痺辛系が好きな人にとっては山椒は物足りないでしょう。
おすすめのスパイス配合
特にはないですが、ネギや大葉のような和食で使われるフレッシュハーブと相性がいいです。
まとめ
山椒は日本から古くから使われているだけあり、和食との相性は抜群です。ただ、それ以外にもヨーグルトとも相性がいいので、きゅうりとヨーグルト、山椒、塩を適量混ぜたサラダもおすすめです。
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