イタリア料理に欠かせないスパイスの一つであるオレガノについて解説します。ぜひ料理を作る時の参考にしてみてください。
オレガノとはどんな植物?
温暖な気候を好み、30cmから60cmくらいまで生長するシソ科の植物で、原産は地中海沿岸。葉と花穂を利用します。
ローマ時代から利用されていて、名前の由来はギリシア語の喜びの山を意味する言葉です。
清涼感のある香りが人気で、イタリアのトマト料理、チリパウダーに不可欠なスパイスです。
オレガノが使われている代表的な料理
トマト系のピザ、チリビーンズ、チリコンカンといったトマトが使われる料理に多く使われます。
料理ではありませんが、ケチャップ、ウスターソースのような調味料やミートソース缶にも使われています。
オレガノの基本的な使い方は?
煮込み料理には乾燥させたものを使いますが、香りが強いため、控えめに使いましょう。フレッシュのものを加熱すると苦味が出やすいです。
香りの成分はバジルと同じなので、ドライバジルの代わりに使えます。
本場のイタリアではフレッシュはバジル、ドライはオレガノという風に使われることが多いらしく、煮込み料理ではオレガノの方を多用するようです。
オレガノと相性の良い食材
特にトマトや乳製品との相性がいいです。肉魚の臭み消しに使われ、ラムとも相性がいです。
おすすめのスパイス配合
クミン・オレガノ・チリペッパーを同量混ぜるとメキシコ風の味になります。
まとめ
オレガノはローマ時代の美食家アピシウスが「おいしいソースには欠かせないスパイス」と語ったとされるスパイスです。
清涼感があり、トマトや乳製品との相性は抜群なので、トマト煮込みやシチューの2日目の味変にも最適です。ぜひ活用してみてください。
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