スパイスとハーブは3つの分類方法がありますが、今回は利用部位による分類方法を紹介します。
利用部位別の分類
葉
葉はその名の通り、植物の葉を利用します。
コリアンダー(パクチー)、バジル、パセリ、カレーリーフ、ローリエなどが含まれます。
種子
植物の種を利用するものです。
ただし、実のところ、植物学上はコリアンダーとクミン、フェンネルは果実に分類されているので、スパイスとしての分類と植物学上の分類は必ずしも一致していません。
果実
こしょう、山椒、唐辛子、オールスパイスなどが分類されています。
根・根茎
生姜、にんにく、わさび、ターメリックなどが分類されます。
にんにくは根・根茎のグループに入っていますが、実際に利用されているのは鱗茎(りんけい)と呼ばれる部分です。
樹皮
シナモンなど木の皮を利用するものが含まれます。
花
上手に活用しよう
スパイスとハーブの利用部位による分類について紹介しました。
コリアンダーのように葉と種を両方利用するものもあれば、本来は果実なのに種子に分類されているものもあったりと植物学上の分類とは必ずしも一致しません。
ただ、料理などに利用する分にはこの分類は重要ではないので、どんどん利用しましょう。