スパイスとハーブについて調べてみると、両者に違いはなく、同じものとする本もあるのですが、それでも、微妙にスパイスとハーブにはそれぞれの違いがあります。
今回はスパイスとハーブの特徴と定義から両者の違いを紹介します。
スパイスの特徴と定義
スパイスの特徴
スパイスの特徴とは香りがあり、食用となるものです。
香りがあって食用となればいいので、モルジブフィッシュのような植物でないものもスパイスに含まれます。
スパイスの定義
スパイスとは食べ物に辛み、香り、色を加える調味料と定義されています。
ハーブの特徴と定義
特徴
植物で薬効があるものを指します。
薬効があると言っても摂取したからといって薬のようにすぐに効果が表れるようなことはありません。
定義
薬効のある草全般をハーブといいます。
あくまでもハーブなのは草なので、樹は厳密にはハーブとは言えません。
スパイスとハーブで料理をおいしく楽しもう!
スパイスもハーブも料理に香りを加える点は共通している上に、スパイスにもハーブにも分類される植物はとても多いので、厳密な違いはないという意見もあながち間違いではありません。
しかし、植物以外も含まれるスパイスは食品や調味料の範疇を出ないとされるのとは違い、ハーブは香草のみでポプリなど食品以外にも多く使われています。
ただ、料理で使う分には使い方に大きな違いはないので、ハーブとスパイスでおいしい料理を作りましょう。