フランスなど西洋料理でよく登場するタイムとはどのようなハーブなのか紹介します。
タイムとはどんな植物?
タイムはシソ科の植物で、様々な品種がありますが、一般的に料理に使われているのはコモンタイム。
ギリシャ語で防腐を意味する「チモン」が語源となっています。主成分のチモールは防腐と殺菌効果が高いのが特徴です。
古代ギリシャ時代から料理や薬用として幅広く活用され、清々しい香りは人間の能力を高めると信じられ、有機と大胆さのシンボルだったそうです。
そして、この時代の褒め言葉は、「あなたはタイムの匂いがする」というものもありました。
タイムが使われている代表的な料理
チキンソテーなどの香草焼きによく使われます。
タイムの基本的な使い方は?
料理にそのまま入れて、煮て香りを出します。肉などの上に置いて、焼いても香りが出ます。
タイムと相性の良い食材
魚、肉、トマトなどと相性がいいですが、魚との相性が特にいいことから、魚のハーブと呼ばれることもあります。
酸味と相性がいいので、レモンと塩で味付けをするのがおすすめです。
おすすめのスパイス配合
オレガノ、ローリエ、ローズマリーなど複数のハーブを組み合わせるとブーケガルニというミックススパイスができます。
市販のブーケガルニもいいですが、ポトフを作る時に家にあるローリエやタイム、ローズマリーを入れるだけでも本格的な味わいになります。
まとめ
タイムは清々しい香りが特徴で、防腐殺菌効果に優れていることから古くから料理や医薬品として利用されてきました。
フランスなど西洋料理をよく作るのなら、常備しておくと何かと便利です。その場合はローズマリーやローリエ、ブラックペッパーなど複数のハーブとミックスして使うと、癖が抑えられます。
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